不自由のない学びを
「何かを学びたい」という欲求は、とても自然な欲求です。
しかし、その欲求を満たしたいと思った時に、様々なハードルがあることに気づきます。
例えば年齢。学生時代を過ぎると学ぶ機会が減るかと思います。
逆に学生であっても、学ぶことがカリキュラムで決められていたり、学びたいと思っても入試などのハードルがあったりと、学びたい欲求に対して、不自由なことが多いように感じます。
そうではなく、誰もが自由に「学びたい欲求を満たせる環境」こそ重要だと考え、そのような場となれることを目指します。
関わりの場を維持する
学校には不自由もありますが、大事な機能もあります。
それは、「人が集まる」という機能です。
人と会う、話を聞く、何かを伝える。
このようなささいな交流も、社会との接点としてとても重要だと考えます。
特に昨今の情勢や、児童の不登校問題を考えると、「集まる」ということの重要性を実感せざるを得ません。
また、SNSなどによる交流や、社会との接点が当たり前となった今日ですが、何かのコミュニティに属しているというような、帰属意識は薄くなったかもしれません。
テラコ学校では、誰もが学び合え、交流し会えるコミュニティとなることを目指しています。
教育に参加できる場
様々な教育コンテンツが生み出される昨今ですが、「教育」というと、まだまだ一部の人々が作っているのが実情ではないでしょうか。
しかし、教育を必要としているのは、現場であり、当事者だと考えます。
そんな教育を必要としている人々こそ、教育を作る立場になるべきではないでしょうか。
テラコ学校は仮想の学校です。
校舎という物理環境にも、制度などのルールにも縛られません。
どんな教育でも、必要であればコンテンツとして作ることができます。
そんな仮想の環境を生かし、
教育に参加したい人たちの実践の場になることも目指しています。